タイトル通り。
概要
LineageOS の公式サイトおよびブログは https://www.lineageos.org/ であり、Twitterアカウントはそのフッタにリンクがある通り @LineageAndroid だ。公式サイトからリンクされているページ以外を過度に信用しないことを推奨する。
内容
Twitterで「LineageOS」とユーザ検索すると様々なそれらしいアカウントが現れるが、上記以外は公式なものではない。
もっと酷いのはWebサイトだ。前身のCyanogenModの頃から公式と誤認させることを狙った非公式なものが多く見受けられる。最近では一応タイトルに UNOFFICIAL
を含めたりもしているが、それでも記事の内容は公式サイトを確認すれば済むようなことだったり、もしくは古い情報をまぜこぜにしてでっち上げているパターンすらある。はっきり言って存在している必要が感じられない。
これらの多くに見られる手法が、LineageOSのサポート機種一覧、などといったページだ。Googleが新しいAndroidのメジャーリリースを公開する、もしくはその兆候が見られる(コードネームが明らかになる)などしたとき、彼らは即座に「Lineage OS ROM Devices List」「Download LineageOS Oreo ROM」などといったページをでっち上げて検索順位を稼ぎに来る。このようなページの中身は主に一つ前のバージョンで、現在公式ビルドがリリースされている機種の一覧を挙げているだけだ。閲覧者は何も情報を得られない。
更には公式ブログの全文コピペで形成されていたりする記事まである上に、筆者名もご丁寧に「LineageOS Team」になっており、もはや「誤認を狙った事実はない」などの言い逃れは不可能だ。
またドメインも公式と誤認させることを狙ったものを使用しており、 lineageosroms.\org
, lineageosrom.\com
, lineageos.\co
などが主な例だ。特に一つ目の運営者は悪質らしく、このサイトの前身は cyanogenmods.\org
(現在は一つ目のサイトにリダイレクトされる)と、かつての CyanogenMod が使用していた cyanogenmod.org
の1文字違いでしかない。
これらの悪質な偽サイトについては 公式Redditでも触れられており、公式サイトやRedditでのサイドバーにリンクが掲載されているページが公式なものであるとしている。気をつけよう。
おまけ
PayPalで寄付を募る偽サイト運営者の図。堂々としすぎている。
ちなみに LineageOS の公式な寄付窓口はサイトのフッタや公式Wikiの サーバ運用費のページ に載っているので、支援を検討している人はご確認ください。PayPal か Bitcoin が使えるらしいです。
おまけ2
Q. じゃあLineageOSのサポート機種一覧はどこで見れるんだよ
A. wiki.lineageos.org/devices/ or download.lineageos.org
Q. 自分の使ってる機種が公式にサポートされていないんだけど
A. forum.xda-developers.com とかに無ければ頑張るか、先人がやってくれてる機種を買おう
きっかけ
Magisk Managerの偽サイトに注意せよ、という趣旨のXDA-developersの記事を読んで、これらの偽サイトをソースとして記事書いてるブログがあったなーと思い出したので筆が乗るうちに。
PSA: MagiskManager.\com is NOT the Official Website for Magisk Manager