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ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo を買った

第7世代 iPad mini が発表されましたね!ところでわたしはご存知の通り Android ユーザーです。

8インチ級 Android タブレット、とかいう沼

以前は Mi Pad 4 を使用していた のですが、流石に sdm660 もそろそろしんどいかなあとなって、家族に譲ってしまっていました。とはいえ、無いのもさみしいもので、そろそろ代わりが欲しい頃です。

当時ですら不毛の地だったマーケットですが、今は様々な製品がありますね!これらの有象無象が買うに値するかはアレですが…

論外

9インチ以上の製品

片手で持たせろ

Fire HD 8

デフォルトのランチャーすら変えられなくなった、Amazonに鎖で繋がれた光る板。

Unisoc および Helio G99 未満の MediaTek製SoC 搭載製品

Android が動作することを期待して買おうとすると、安物買いの銭失い。

今更 G85 に FHD 未満のディスプレイを載せてきた Redmi Pad SE 8.7 には失望しました。MIUI の時点で個人的にはナシだけど。

NEC LAVIE Tab T9 (プレミアム)

いや、ものは悪くないんでしょうけど、値段よ…

選外

Lenovo Legion Y700 (2022/2023/2025)

最低でも Snapdragon 870 以上、ディスプレイも 2560x1600 で 120/144Hz 出る、と言うことないスペックなので、大いに検討する価値はあると思うけど、bootloader unlock で Widevine L1 を失うか、stock で微妙なUIと対峙するかの天秤がちょっと…悩ましい…

ALLDOCUBE の他製品

えーっと、何でしたっけ?ハイペースでマイナーチェンジモデルが出てくるのでわかりにくいですよね。G99搭載製品に絞ると

  • iPlay 50 mini Pro
  • iPlay 50 mini Pro NFE
  • iPlay 60 mini Pro

とかだった気がしますが、それぞれの違いはわざわざここで書くことじゃないかも。持ってないし…。最近 iPad みたいな独自UI被せ始めたのが個人的に無理。

その他 Helio G99 搭載製品

先述の理由で素に近いUIであるほどよいとされているので、 Alphawolf APad1 とか Headwolf FPad5 らへんは妥協案として候補に挙がっていました。

期待の新星

ALLDOCUBE から中国向けに Snapdragon 6 Gen 1 搭載モデルが出た、そのうちグローバルや日本向けにも来るかも、と聞いてから程々にソワソワしていたのですが、先に他モデルで導入され始めていた ALLDOCUBE OS 3.0 とかいう iPad もどきの独自UIが載りそうだったのでやや抑えめの期待感で待っていました。

思わぬ収穫

無事日本向けにも iPlay 60 mini Turbo としてリリースされたのですが、なんと ALLDOCUBE OS Lite という名前で殆ど素の Android 14 に少しタブレット向けの便利な機能(持ち上げたりダブルタップでのスリープ解除、3本指スワイプでスクリーンショット、など)が足されたものになったということで、各所のレビューでは「せっかく前モデルから独自UIで便利になったと思ったのに逆戻り」と不評だったようですね。

素の Android に限りなく近い UI であることは むしろ私にとっては好都合 だったため、今のうちに買うしか無いとなっていました1

定価が \33999 (Amazonには謎の二重価格が出てるけど、公式サイトがこう言ってるってことは…)のところ、発売記念セールで先着500台くらいが \23999 で買うことができました。執筆時点ではクーポンの割引額が少し減ったりはしつつも、タイミングを狙えば3万は切るっぽいです。ちょこちょこセールが予告されてるっぽいので 公式サイト とか見るといいかも。

所感

Snapdragon 6 Gen 1 に 8GB/128GB あればまあとりあえず使えるんじゃないでしょうか(比較対象がないのでしばらく触った感想でしかないです)。もともとゲームしないし。microSDにも対応してるけど、同じ筐体の先代モデルで スロットから抜け落ちて内部で詰まった という話もあるので様子見で…。

側面が面立った形状ということで、Mi Pad 4 と比べると確実な厚みを感じるんですが、重さ(公称:323g)はそんなに苦じゃないかも。

純正カバー(風呂フタっぽい三つ折りのやつ)とセットで購入したんですが、新品故か折り癖が全然なくて三角に閉じきらないのと、タブレット側がカバーの磁石に対応して無くてスリープ/解除しないのと、ケース部分はTPUなので磁石でピタッと閉じきるようなこともなく微妙にパカパカしてて、ダブルタップでのスリープ解除が蓋で誤爆しまくってるのが残念かも。

いや…お前も大概勝手に開きそうになってるぞ…

Tips

  1. YouTube や Spotify がタブレット用の2ペイン表示になって「このサイズでその圧迫具合は勘弁してくれ」と思った人へ。開発者向けオプションから最小幅を 580dp とか2 にしようね。まあサイズ感はお好みで。
  2. ステータスバー周りの設定はあちこちに分散しています。バッテリー残量の表示は「バッテリー」、時計の24時間表示は「システム」→「日付と時刻」ね。
  3. ストレージの一部を仮想メモリとして割り当てる Memory Expansion は「ストレージ」の中にあります。言われてみればそうな気もするけど、システムじゃないんだ。

総評

おうちマルチメディア用途の手軽なタブレットとして買うなら(セール次第で)アリ。アプデで ALLDOCUBE OS が降ってきたら個人的には解散。


  1. SoCが変わって最初の搭載製品ということで、準備期間が足りずにこのような仕様になったと推測しているので、これのマイナーチェンジモデルでは普通の ALLDOCUBE OS 3.0 が載るんじゃないかなあ、とか ↩︎

  2. 確かデフォルト 600dp なのであんまり全体のサイズ感は変えずに、表示だけシングルに戻すくらいの塩梅です ↩︎

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